2つの糸をA,Bとする。
Aの両端とBの一方の端に同時に火をつける。
次に、Aが燃えてしまったとき、Bの火がついていない方の
端に火をつけると、Bが燃えてしまうのに要する時間が45分
となる。

理由
Aの一方の端に火をつけると全部燃えてしまうまで、1時間
かかるので、両端に火をつけた場合は燃えてしまうまで30分
かかることになる。一方、Bには一方の端にだけ火をつけた
ので、Aが燃えてしまった時点から、Bが燃えてしまうまで
あと30分かかるが、Aが燃えてしまっ時点で、Bの火がつい
ていない端に火をつけると、Bが燃え尽きるまでに、あと15
分かかることになる。
従って、Aが燃えるのに要する30分に、この15分を加えると
45分になる。

※両端に火をつけると、糸の真ん中で燃え尽きなくても、燃え
 尽きるのに要する時間が半分になる理由
 (当たり前だと思う人は読む必要はありません)



糸を水平におき、左端をP、右端をQとすると、PとQに同時に
火をつけた場合、左からやってきた火と右からやってきた火が出
会ったとき、糸は燃え尽きてしまう。
火が出会う点をRとおくと、問題の条件より、PRとQRの長さ
は等しいとは限らないが、それぞれが燃えるのに要した時間は同
じである。
従って、もしPにだけ火をつけたら、
P→Rが燃える時間とR→Qが燃える時間の合計が燃え尽きるの
に要する時間であるが、P→Rが燃える時間とR→Qが燃える時
間は等しいので、PとQに同時に火をつけると、Pのみに火をつ
けた場合の半分の時間を要することになる。

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